RUDIMENTS

CENOZOIC

FAKE JAZZ
RMT-CD012
CAT.NO – RMT-CD012
FORMAT – CD
PRICE – 2,415(tax in)
RELEASE – 2008.9.13


TRACK LIST
1. UNDERGROUND ROOM
2. GLIMPSE
3. KOME DANCE
4. ELECTRIC CHAIR
5. HORNY PHANTOM
6. SPIRAL GARDEN
7. INFINITE DREAMS
8. CLASH OF CONTINENTS
9. DAYDREAM-NIGHTMARE
10. CENOZOIC
11. NINE MAD MUSICIANS
  MURDERED MYSTERIOUSLY
12. INTERLUDE
13. WATER
90年代ACID JAZZレーベルから作品をリリースしたIAN SIMMONS率いるトリップホップの先駆けとなったSANDALSの元メンバーであり、クラリネット/フルート奏者として活躍するJOHN HARRIS、FREEMAN (AUDIO SUTRA)のメンバーとして活動、また近藤等則などのアーティストと共演した経歴を持つベース、ギター担当のKEN KAMBAYASHI、BRAND NEW HEAVIESの元メンバーであり、TREVOR JACKSONのレーベルOUTPUTからのデビュー・アルバムをリリースしたエレクトロ・デュオ7-HURTZのメンバーとしても活躍するドラマーLASCELLES GORDO、LOW WILLIAMS、GEORGE CLINTONとも活動し、7 HURTZのメンバーでもあるキーボード、シンセサイザーを操るBEN COWENの4人からなるFAKE JAZZ。
今回リリースするアルバムは2002年に製作された作品であり、海外レーベルからリリースの声もあがっていたが、現在に至るまでお蔵入りとなっていた隠れた超名盤。その名盤リリースをYAMA a.k.a SAHIB(JAZZ BROTHERS)による全面協力によって実現。空間を自由に行き渡る音は浮遊感や静寂、コズミックな世界観が表現されている。JOHN HASSELL、PHARAOH SANDERS、BILL LASWELL、STEVE REICHといったアーティストの音源や、ECMレーベルの音源から伺えるようなジャズ、ダブ、現代音楽、民族音楽を昇華させたジャズ・アンビエント作品。
ミュージシャンは真実を求め、社会は事実を求める。真実は夢見の領域にあり、事実は幻影にまみれている。神林健は夢見の正統者として、ロンドンに渡った。その記憶がこのCDである。神林健は確かに死んだが、同時に確かに生きている。何故なら夢見は時空を超えたところにあるからだ。
I love you madly, Ken-chan. 近藤等則
2002年に彼らからこのデモを貰ってから5年、常に僕はこの作品をCDバッグの中に入れ、時間を共にしている。このアルバムをどう説明して良いものか迷ってしまうが、バンドの名前、FAKEJAZZに反応したのは言うまでもなく、この作品には既存の言葉やジャンルでは言い表せない表現がつまっている。あえて言うならばクラブジャズの進化形が登場したといえるだろう。エレクトリックとバンドの即興性のどちらにも偏っていない演奏は絶妙で、多くの音楽的な要素が詰め込まれ、彼らが拘る広がりのある音の空間と解釈には、僕自身”JAZZAMBIENT””CHILLJAZZ”という新しい言葉を作り新たなジャンルとして構築し提案したい。
この時間で止まってしまった友人、FAKEJAZZ・ベーシスト、神林健の思いを胸に彼の冥福を祈る
YAMA a.k.a.SAHIB(JAZZBROTHERS PRODUCTION/AUDIO SUTRA SOUND)
神林健というベーシストと出会ったことは、僕の人生を大きく変えた。それまで夢中に、今で言う「引きこもり」の音を作っていた僕の音を聴いて仲間に誘ってくれ、外の世界に導いてくれた。やがて彼はロンドンに行き、直接的な共同作業は少なくなったが彼はロンドンで「引きこもり」ひたすら自分の中にある音と向き合っていた。そんな中FEDEXで送られてきた荷物の中に、1枚のCD-Rが入っていた。それは装飾のない無骨で実験的なデモテープだった。ただそこにはアイデアの出し口を求め、もがいている彼の苦悩とそれを打ち破る瞬間のプリミティブなパワーが宿っていた。「これが彼の出発点なんだ」そう思った。やがて年月が過ぎ、彼はこの世を去り、1年が過ぎた。今回エンジニアとして彼の作品を改めて聴きなおしそのパワーが今なお息づいている事を確認した。彼の作品を世に送り出すことを手伝えたことへの感謝と共に。 遠藤幸仁(LSD-E)

Modified Date: 2011年11月18日